足の構造と機能
足は唯一地面と接している部位であり、立位姿勢や動作において非常に大切です。
今回は足の構造と機能について細かく見ていきましょう!
足には歩くときの衝撃吸収や力を使うために硬く使う面と、バランスをコントロールするために柔らかく使う面の両方の機能があります。
そのために重要になってくるのが足のアーチ構造です。
足のアーチ
足のアーチには次の3つがあります。
・内側縦アーチ
・外側縦アーチ
・横アーチ
特に内側縦アーチの高さは足の硬さに関わります。
アーチが上がれば足は硬く強くなり、アーチが下がれば足は柔らかく弱くなります。
足には柔軟性と剛性のどちらも必要になるので、このアーチ構造でコントロールされています。
足のアーチと筋肉
足のアーチに関わる代表的な筋肉は以下の通りです。
・前脛骨筋
・後脛骨筋
・長腓骨筋
・長母趾屈筋
・足の内在筋
足のアーチと軸の伸長
足の内在筋をはじめとした足のアーチに関わる筋肉は軸の伸長と共に活性化します。
軸の伸長に伴い、踵も上がると内側縦アーチも上がる方向へ作用し足部は強く使えるようになります。
その動きが歩くときの最後の蹴りのエネルギー源となっていきます。
身体の土台となる足のアーチを機能的に使って効率的な歩きを手に入れましょう!